基本ツール
フィジッツ/phidgets
copyright: phidgets reference: http://www.phidgets.com/ |
パソコンからセンサ/モータ類を利用するための、ソフトウェア/ハードウェア一式。
エレクトロニクス/メカトロニクス/フィジカル・コンピューティングのアイデアを、手軽に試すことができる(※1)。
- ※1
- 基本となるIOボードとパソコンはUSBケーブルで、またセンサ/モータ類とIOボードとの接続はアナログ・ケーブルでつなぐだけで済む(つまりこの製品のパーツを使うだけなら、はんだ付けはおろか、ブレッドボードなどを使った簡易配線すら必要ない)。またプログラミングには、既存のさまざまな言語(20種ほど)が利用できる。
この製品は取り扱いはかんたんだが、パーツの種類は限られ/価格も比較的高い……ここに(種類が豊富で安価な)市販の電子パーツ群を組み込めないわけではないが、最初からそれらを利用するつもりなら、ブレッドボード上で試作(トライ&エラー)ができるIOボードがいくつか提供されている(とくに次のボード群はオープンソース・ハードウェアとして開発され、仕様が一般に公開されている):
- ・
- アルドゥイーノ/arduino[→ http://www.ardui ...]
- ・
- ゲイナー/gainer[→ http://gainer.cc ...]
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.phidg ...]
- 条件
- マック/mac
DX1インプット・システム/dx1 input system
copyright: reference: http://www.ergodex.com/ |
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.ergod ...]
リモートSL/remote sl
copyright: novation reference: http://www.novationmusic.com/ |
音楽用(MIDI)キーボード。
- ※
- 2004年、フォーカスライト社に買収。
高いカスタマイズ性、適度に重みのあるキー・タッチ。
- 制作
- ノベーション/novation
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.novat ...]
シンティック/cintiq
copyright: wacom reference: http://www.wacom.co.jp/ |
液晶ペン・タブレット。
パソコン画面に直接ペンで描くことができる。感圧センサにより筆圧も検知するので、線に強弱をつけられるほか、多彩な表現が可能。
底面(背面)に付けられたボールにより、画面に好きな角度から描けるようになった……線を描く方向により紙をまわすことも多いので、(ちょっとしたことなのかもしれないけれど)この工夫は素晴らしい。
- 制作
- ワコム/wacom
- 参照
- 公式サイト[→ http://cintiq.jp ...]
ファントム/phantom
copyright: sensable technologies reference: http://www.sensable.com/ |
3D触覚インタフェース。
モータで駆動するペンを空間上で操作することで、パソコン内の物体が手元にあるかのような感触(モノに触ったときの反発する感じ)を得ることができる。
- 制作
- センサブル・テクノロジー/sensable technologies
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.sensa ...]
アイフォン&アイポッド・タッチ/iphone & ipod touch
スマートフォン&メディア・ブラウザ。
2008年、アップル社がこの端末向けの開発キット(SDK)を配布した……まだ制約は多いものの、独特なインタフェースを持つこの機器に向けて、だれもが比較的自由に/法的にクリアな状況でアプリケーションを制作し/提供できるようになった、ということの意義は大きい……じっさい、音楽/造形/物理演算などの創作系アプリも、公式ショップで続々とリリースされている。開発者の裾野が広がれば、より斬新な/より洗練されたアイデアがより多く出てくるかもしれず、その一角を占める権利もみなに平等にある。面白いことになったと思う。
しかもこれから、グーグル社のオープンソース携帯端末用OS「アンドロイド」が追撃を始める。二者の製品が今後どのように変わっていくか、興味をひくタネは尽きない。
- 制作
- アップル/apple