外観系のブロック
アトロ/atollo
copyright: reference: http://www.atollo.com/ |
骨格系/外観系の可動ブロック。
骨格(骨組)をつくるパーツと外観(表面)をおおうパーツがあり、これらを組み合わせることで、多彩な形状(可動物ふくむ)を表現できる。
- ※
- 2010年3月現在、公式サイトにプロモーション用と思われるフラッシュが掲載(更新日は2009年8月)。ただしそれ以外のコンテンツはない。
- ※
- 2009年2月、タカラトミーは北米の玩具販売から撤退すると表明。
- ※
- 2009年2月、公式サイトにアクセスできない。ウィキには「トミーに買収」との記述があり、英米では一時期「トミー」ブランドで販売されていたようだが……
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.atoll ...]
ニューブロック
copyright: gakken reference: http://www.gakken.co.jp/ |
外観系(表面をかたちづくる)ブロックの代表格。
パーツの種類は拡張されてきたが、核となるパーツはただひとつ。突起を6つ持つ、格子状の板パーツ(<#>に似ている)のみ。これだけであらゆるモノの表面を表すことができる(※1)(※2)。
さらに(この系統にある他のブロック同様)<面>と<辺>を交差させることも可能。数個の部品をちょっと組み合わせるだけで、けっこう遊べるモノができあがる。
- ※1
- 辺の凹凸だけで部品どうしを噛み合わせるときの、もっともシンプルな形状がこれ。
- ※2
- とはいえ(子ども用のブロックなので)パーツは大きめ。単純な球を作るときでも曲面をなめらかにしようとすれば、それなりに場所をとる。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.gakke ...]
- 参照
- 公式サイト(旧)[→ http://www.gakke ...]
カーペンター・ブロック・ミニ/carpenter block mini
copyright: soz reference: http://www.soz.jp/ |
外観系(表面をかたちづくる)のブロック。
格子状の板パーツを使う、という点では「ニューブロック」と同じ。ただ核となる格子パーツは、突起を10コ持つ。
パーツは全6種。平面構成や多角柱の造形はもちろん、円や円錐などもきれいに作れるよう、部品が構成されている。また、色は全12色。ただ基本12色を網羅するのではなく、<どのように組み合わせても見栄えのする>色が選定されている(※1)。
製品は「ミニ」の名のとおり小さめ。「ニューブロック」の大人向けバージョンとして楽しめる。
- ※1
- 製品をニューヨーク近代美術館(MOMA)のショップで販売するなど、デザイン性を指向しプロモートしている。なお公式サイトには「ルーブル装飾美術館」収蔵とあるが、ここは一般には「パリ装飾美術館」(あるいはただ「装飾美術館」)として知られているところ。
この玩具のコンセプトは「アートトイ」。ただこれがアートかというと微妙。きれいではあるが、格段に美しいわけではないから……たしかに各パーツの形状はよく考えられていて、色の選定は英断といっていい。でも美しい玩具がそなえる、単純さや均衡感、高い質感といったものはない。
- 制作
- ソズ/soz
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.soz.j ...]
ラキュー/laq
copyright: yoshiritsu reference: http://www.yoshiritsu.com/ |
パーツは、2つのプレート(正方形/正三角形)、プレートどうしをつなぐ5つのジョイント(角度:90度/120度/180度、分岐:2方向/3方向の組み合わせ)からなる。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.yoshi ...]
アイガミ/i-gami
copyright: plastic play reference: http://www.i-gami.com/ |
紙のように折ることのできるブロック。
もちろん折るといっても本当の紙ほど自在ではなく、プラスチックの板にあらかじめ入っているいくつかの切れ目に沿って、ではあるけれど。それでも折り紙のようにあつかえるブロックなんて……
これが日本で作られたブロックではない、ということも驚き(もちろん商品名は日本の「オリガミ」にちなんで付けられたものだ)。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.i-gam ...]
- 参照
- 日本の販売代理店による紹介ページ[→ http://imagemiss ...]
キュビッツ/qubits
外観系のブロック。
プレートの素材が柔らかいので、パーツを曲げて閉曲面を作ることができる。プレートどうしを<面>でつなげるためのコネクタもあり。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.qubit ...]
ポリドロン/polydron
copyright: polydron reference: http://www.polydron.co.uk/ |
多角形のパーツをつなぎ、表面を作る。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.polyd ...]
- 参照
- 販売サイト:日本の代理店[→ http://www.tokyo ...]
ジョボ・ブロック/jovo click 'n construct
多角形のパーツをつなぎ、表面を作る。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.jovot ...]
ポリモーフ/polymorf
copyright: reference: http://www.polymorf.net/ |
多角形のパーツをつなぎ、表面を作る。
パーツどうしの接続には、蝶番(ヒンジ)を使う。だから(作り方によっては)可動するモノを制作できる。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.polym ...]
ジオフィクス/ジオシェイプス/geofix/geoshapes
copyright: reference: http://www.didax.com/ |
多角形のパーツをつなぎ、表面を作る。
パーツの形は、三角形〜十角形まで多彩。フレームだけからなる形状だが、表面にはめこむためのプレートも用意されている。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.didax ...]
- 参照
- 販売サイト:日本の代理店[→ http://geofix.jp ...]
トムテクト/tomtect
外観系のブロック。
細長い木製の板を、プラスチックのコネクタで挟んでつなげ、かたちを作る。
トム・ブリューゲン氏により開発されているが、「カプラ」との互換性はない。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.tomte ...]
マグフォーマー/magformers
多面体のプレートをつなぎ、表面を作る。
プレートどうしの接続には、磁力を使う。なお磁石がフレーム内部で自由に回転するため、パーツの組み方には磁力特有の制約がない。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.magne ...]
- 参照
- 公式サイト:日本の販売店[→ http://www.magfo ...]
ピタゴラス・プレート/pitagorasu plate
多面体のプレートをつなぎ、表面を作る。
プレートどうしの接続には、磁力を使う。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.peopl ...]
パジービッツ/ヘキサビッツ/puzzibits/hexabits
copyright: manhattan toy reference: http://www.manhattantoy.com/ |
平面モザイクであり、立体ブロックでもあるという、二面性を持つブロック。
パーツは6角形の小さな板。これを平行につなげ、平面上に好きなパターン/カタチを描いていく。
ただし素材が柔らかいため、パーツをつなげたものは紙のようにまるめたり/ねじったりできる。この性質をつかって、まず(2次元の)展開図面を作り、それを(3次元の)立体構造にもっていく、といったことができる。
- ※
- ヘキサビッツ社が、マンハッタン・トイ社にライセンスを売却。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.puzzi ...]
- 参照
- 公式サイト:旧[→ http://www.hexab ...]
デュシマ・スナップ
copyright: dusyma reference: http://www.dusyma.de/ |
プラスチックの板を、パチンと留めて(スナップして)つなげていく。
ただこの板、とても柔らかく自在に曲げることができる。だからパーツそのものはとても単純な形なのに、できあがるモノは驚くほど多彩な形状になる。
パーツの形は1種類。縦横の比が1:2の長方形。サイズは20ミリ×40ミリ。
パーツが小さめだから「ワミー」より細かい作品を作ることができる。ただ、スナップする部分の噛み合いがきついため、付けにくく/外しにくい(あまりムリに外すとパーツの端がちぎれることもある)。
ワミー/wammy
copyright: kokuyo s&t reference: http://www.kokuyo-st.co.jp/ |
プラスチックの柔らかい板を、スナップしてつなげていく。
その点では「デュシマ・スナップ」と同じ。ただ、板には細長い穴が空いていて、そこに別の板を(あるいはその板自身さえ)通すことができる。その感覚はまるで編み物。パーツはリボンのようで色合いも淡いから、かわいらしい印象のものができあがる。
パーツの形は1種類。縦横の比が1:2のリボン状の長方形。サイズは30ミリ×60ミリ(「デュシマ・スナップ」よりすこし大きめ)。
次は、このブロックで作ったきりんの頭部。
ブロック自体が柔らかいため、生物の複雑な曲面を自然に表現できる。またブロックをひねったり自身のスリットに通したりすることで、目や耳などの細かい部分も作り込むことができる。たった一種類の形状の部品で、しかも少ないパーツ数でもこれだけできるのだから、この玩具のもつ造形力はとても高いと思う。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.kokuy ...]
ネオキューブ/neocube
copyright: reference: http://www.theneocube.com/ |
球状の磁石を216コ詰め合わせたもの(これが一辺6コの立方体となってパッケージングされている)。
なお、216=3の3乗+4の3乗+5の3乗=6の3乗……つまりパッケージの立方体を組み替えれば、一辺の大きさが3/4/5の立方体をひとつづつ(ぜんぶで3つ)作ることができる。また216は16コもの約数を持つから、いろいろな対称形を表すのにも都合がよい……いずれにしても2分割&3分割できる最小の数は6だし、一辺6コの立方体を作るなら6の3乗コ必要となるから、それだけでもこの数にする必然性はあったのかもしれない。
- 参照
- 公式サイト[→ http://www.thene ...]
- 参照
- 紹介サイト:日本の代理店[→ http://www.neocu ...]