創造する玩具

欧州の置物（オブジェ）や飾り（オーナメント）はバタ臭いモノが多いが、次のものは日本的なかわいさ／シンプルさをもっている：

小さな天使の人形。木製。

２００８年よりデザイン／価格が変わり、日本の多くの店は取引を中止した……現在、一部の店舗は、復活した旧デザインの販売を再開している。また新デザインをふくめ販売を継続している店舗もある（長野・エルツおもちゃ博物館のショップには、多くの新デザインが店頭に置かれている）。

デザインの変更点は、人形に手がつき／表情も豊かになったこと。台座の形も種類が増えた……以前の素朴さは失われたが、その分、さまざまなシチュエーションが表現され／親しみやすくなったように思う。

小さな少年／少女の人形。木製。

イースターのうさぎ人形。木製。

おすわりミニ人形。木製……クリスマスの時期にはサンタ・バージョンが販売される。

商標はデトア社のものだが、企画は日本のマークス社が行っている（販売も日本国内に限定）。

クリスマスの飾り。木製。

オーナメントの種類は豊富で、毎年多数の商品が企画／発売される。

クリスマスの飾り。木製。

シンプルな造形とカラフルな色彩。楽しくなるオーナメント。

クリスマスの飾り。木製。

木の切り株をくり抜き、中にさまざまな情景を描いたオーナメント。

小さなハンペルマン人形［※１］。木製。

※１

壁に吊り下げる人形。ひもを引っ張ると手足が動く。

これらの置物／飾りは、日本では次の店舗で購入できる：

ドイツ・エルツ地方のクリスマス／イースター用品を豊富に扱っている。

ドイツ・エルツ地方のクリスマス用品を多く扱っている（とくにクリスチャン・ウルブリヒト／グラウプナーのオーナメント類は充実）。

もとはケーテ・ウォルファルトの姉妹店だったが、現在は提携を解消。

ドイツのクリスマス用品専門店。

２００７年より毎年、東京・六本木ヒルズのクリスマス・イベントに出店している。

飾りや置物は欧州の玩具らしく、どれも色彩豊かで重厚（これは反面、バタ臭さに通じるものだけれど）。とくに限定生産されるオブジェ群（「magic of nature 」シリーズなど）の造形は、目を見張るものがある。

フィンクバイナー社の飾りを多く扱っている。