レゴとのつきあい方(その可能性、基本パーツ、メカニズムの基礎)
レゴの可能性
2009.01.24 -
2009.02.21
レゴと基本パーツ
2009.01.24
レゴを買い求めに玩具店に行くと、あまりに多くのパッケージがあるのにとまどう。しかもブロック玩具なのに、モデルキットのような特殊なパーツが盛りだくさん……その節操のなさにもあきれる……
レゴ社のブロック製品はパーツもパッケージも極端に種類が豊富で、世代交代も早い。だから昔のパーツ/パッケージが入手できないことはよくあるし、いま売っているものもいつまで提供されるか分からない。また映画作品などと連携して開発されたパッケージには、たいてい(その機体や建物を再現するために)専用のパーツ群が付いてくる。
ただ、レゴ社の理念とブロック製品の基本設計は、創業以来かわらない。昔のパーツと今のパーツがくっつかないということはないし、すくなくとも(4×8ポッチの直方体を核とする)基本のパーツ群については、ずっと生産が続けられてきた。
レゴを(プラモデルのような)キットではなく、(自由に組み立てるための)ブロック玩具として純粋に遊びたいなら、小売店にあるパッケージを買うのはいい選択ではない。<長く使える>パーツだけを求めようとすると、けっきょくはパーツ単位で買うほうが安くなるからだ。
その要望に応えてくれるのが、レゴのパーツ売りショップ。日本では数は少ないが、それでも継続して営業している:
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- デジラ(レゴ・ブロック全般)(→ http://dgla.jp/)
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- シトラス(マインドストーム系に特化)(→ http://www.yamakitsu.co.jp/citru ...)
そもそもレゴにどんなパーツがあるか知りたいなら、次のサイトが教えてくれる:
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- レゴ・パーツの網羅的データベース(→ http://guide.lugnet.com/partsref ...)
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- パッケージとそれに含まれるパーツ(→ http://www.peeron.com/)
レゴでモザイクを作るなら、次のカラー表が参考になる:
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- レゴの色一覧(→ http://www.peeron.com/cgi-bin/in ...)
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- 海外ではレゴ社自身が通販サイトを運営しそこでパーツも販売しているが、残念ながら日本からは(通常のやり方では)利用できない:
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- レゴ社の通販サイト(→ http://shop.lego.com/)
レゴとメカニズム
2008.08.17
レゴの醍醐味のひとつに、ただブロックを組み立てるだけでなく、それを<動かせる>という点がある。
レゴ・ブロックに、ヒンジ(蝶番)系やボール・ジョイント(球)系のパーツを加えれば、手足が動く動物や人形を作ることができる。「テクニック」系の部品を組み合わせれば、ギアやリンクを使った<機械>を製作できる。さらに「マインドストーム」系のパーツを使えば、作った可動ブロックをコンピュータで制御できる……幼児の玩具とメカトロニクスが、シームレスにつながる。
ただ、作るものが機械のように複雑になってくると、<メカニズム(機構)>について理解があるほうが、作業は早い(ギアをどう挟めば望みの速さを得られるか、リンクをどう組めば望みの動きを得られるか……そういった知識の蓄積は、機構学にある)。
そこで、この本(いずれも五十川芳仁氏による著作):
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- ブロックで作るキカイの本(回る・伝える・きほんのしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...)
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- ブロックで作るキカイの本(歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...)
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- ブロックで作るキカイの本(走る・曲がる・車のしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...)
レゴ・ブロックを使った<動く>サンプルが満載。しかもひとつひとつの作例は、単一のメカニズム(機構)を切り出したもので、ひたすらミニマム。これら最小のモジュールを組み合わせることで、より複雑なしかけを作れるよう配慮されている(※1)。
- ※1
- これには前身といえる別の本があり、こちらも完成度が高かった(下記)。ただ絶版となり、図書館で借りるか中古を高値で買うしかない、という状況が続いていた(とはいえ図書館でも子どもを含め人気の本だったから、みながいつでも借りれたわけではない)。復刊の希望は多数寄せられたが、版元との交渉は難航……著者はその状況を打開しようと、(前著に著作権上抵触しない)新しい本を自腹で作り、電子化(PDF化)し、それをネット上でシェアウェアとして公開した(!)。それが上の本につながっていく。
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- 復刊ドットコム:「レゴのしくみで遊ぶ本」(→ http://www.fukkan.com/fk/VoteDet ...)
レゴ・モザイク/lego mosaic
2008.08.15
| copyright: lego reference: http://www.lego.com/ |
ブロックを使うモザイク玩具。
レゴ・ブロックの最小直方体パーツ(1ポッチ長)の詰め合わせ……もちろんレゴだから、描いたモザイクに他のさまざまなレゴ・ブロックをくっつけることができる(ただあまりやりすぎると、平面構成なのか立体造形なのか分からなくなってくるけれど)。
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評価
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★★★☆☆(独創性)
★★★★☆(美しさ)……きれいな中間色が豊富
★★★★★(拡張性)……他のレゴ・ブロックをくっつけることも
★★★☆☆(接続性)
★★☆☆☆(使用感)……ブロックを外しにくい
★★★★☆(楽しさ)
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参照
- 公式サイト(→ http://www.lego.com/Mosaic/)
レゴ/lego
2008.12.27 -
2009.01.26
| copyright: lego reference: http://www.lego.com/ |
小さな直方体を基準としたブロック玩具(※1)。
基本パーツのサイズは:
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- 5/16 in = 7.93 mm …… スタッド1コ分のブロックの横幅
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- 6/16 in = 9.52 mm …… ブロック1コの高さ(スタッドふくまず)
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- 2/16 in = 3.17 mm …… プレート1コの高さ(スタッドふくまず)
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- 1/16 in = 1.58 mm …… スタッド1コの高さ
- ・
- 3/16 in = 4.76 mm …… プレート1コ+スタッド1コの高さ
レゴ・ブロックの最大の特徴は拡張性。幼児向けの大きめのブロック遊びから、コンピュータ制御まで、はば広く対応している。これほど多様な広がりをもつ構成玩具は、いまのところレゴ社のこの製品しかない。
- ※1
- この系統のブロックは、基本パーツを立方体にした方が、3次元のどの方向からも組みやすくなり問題はすくない。それをあえて直方体にしたのは、見た目や/掴んだときのなじみやすさ、といった点を重視したからかもしれない(コア・パーツである2×4スタッドのブロックは、短辺:高さの比率が5:3となっているが、これは黄金比に近い)。
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評価
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★★★★☆(独創性)
★★★★☆(美しさ)……パーツ加工の精緻さ
★★★★★(拡張性)……幼児向けブロックからメカトロニクスまで多彩な選択肢
★★★★★(接続性)……多くの互換ブロックが(他メーカーから)提供されている
★★★★☆(使用感)……作ったモノはそれなりに頑丈なわりに、付け外しが楽
★★★★★(楽しさ)
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参照
- 公式サイト(→ http://www.lego.com/)
レゴブロック穴パンチ(紙とあそぶレゴブロック)
2009.11.30
紙をレゴ・ブロックに挟めるようにする、穴パンチ。
紙の望みの位置に、標準ブロックの1ポッチ分の穴を正確に空けることができる。
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参照
- 公式サイト(→ http://www.muji.net/store/pc/use ...)
レゴ・デュプロ/lego duplo
2008.08.18
| copyright: lego reference: http://www.lego.com/ |
すこし大きめのレゴ・ブロック。幼児向け製品。
とはいえ、そこはさすがにレゴ。「デュプロ」は標準レゴ・ブロックの正確なスケールアップ版となっている(デュプロの1ブロックは、標準ブロックを横4×縦2に積んだ形と同じ)。つまり、レゴの他のさまざまなシリーズとつなげて遊ぶことができる。
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参照
- 公式サイト(→ http://preschool.lego.com/)
レゴ・テクニック/lego technic
2008.08.18 -
2011.11.08
| copyright: lego reference: http://www.lego.com/ |
レゴ・ブロックの一系統で、ギアやリンクなどから成る<機械>を作ることのできるシリーズ。
ただしこのシリーズ、大きく2系統に分かれている:
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- 旧テクニック系……最初のシリーズ。レゴの通常パーツ(縦横の短辺:高さの比が5:3)の側面に、一列に穴を空けたバー(=ビーム)が基本となる。それまでのレゴ・ブロックの流儀を踏襲しているため、<積む>という組み方を排除しきれず/縦横と高さの比が<単純な整数比ではない>という欠点もなくすことはできなかった。機構をつくるには組みにくく/それなりに注意して作らないと完成品も脆くなる。
- ・
- 新テクニック系……現行のシリーズ。レゴの新規パーツである、縦横:高さの比が1:1のバー(=リフト・アーム)が基本となる。またこのバーからはスタッドがなくなっているため、ユーザはなかば強制的に、コネクタを使った組み方にシフトさせられてしまう。素直に組めば、完成品は丈夫で/シンプルになる。
新テクニック系は、レゴの歴史のなかでも画期的なシリーズだと思う。(フィッシャーテクニックなどもそうだが)機構をつくるブロックの場合、立方体を基準にしたパーツ構成のほうが組みやすい。レゴ・ブロックの5:3のポリシーは旧テクニック・シリーズでも変わることがなかったが、新シリーズでついに<縦横:高さの比1:1>(=立方体)のブロックが出現した、ということになる。
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評価
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★★★★★(独創性)
★★★★☆(美しさ)
★★★★★(拡張性)
★★★★☆(接続性)
★★★★☆(使用感)
★★★★★(楽しさ)
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参照
- 公式サイト(→ http://technic.lego.com/)
レゴ・マインドストーム/lego mindstorms
2008.08.18
| copyright: lego reference: http://www.lego.com/ |
MITメディアラボ、ミッチェル・レズニック氏の研究室から生まれたロボット玩具。
レゴ・ブロックの一系統で、可動ブロックを自動で動かすことを目的とする。「テクニック」シリーズに、次の部品が加えられたもの:
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- 中央ユニット……CPUと電源系統を埋め込んだブロック。
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- センサ……外部の状況を探知するユニット。光度、接触、傾き、などを検知できる。
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- モータ……回転運動を提供する(この運動をリンク機構などを使って、さまざまな動きに変換する)。
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- ライト、サウンド発信器
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- 赤外線コントローラ……遠隔からモータの動作を制御できる。
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- ソフトウェア……パソコンで動かす。センサ類からの情報を得て、モータ群を制御するプログラムを書くことができる。
ただしこのシリーズ、大きく2系統に分かれている:
- ・
- 旧マインドストーム系……シリーズ最初の系統。モータやセンサは比較的単純な形をしていて、できあがるものは無骨。いまは教育用として売られている。
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- 新マインドストーム系……現シリーズ。モータやセンサの形状が曲線に近くなり、できあがるものの見栄えはよくなった。とくにモータがサーボモータに変わったため、ロボットのようなものは、リンク機構を使わなくとも作れるようになっている。いま一般に流通しているのがこちら。
個人的には、旧マインドストーム系がなくなるのはとても残念(2009年末に旧版の中央ユニット=RCXのサポートが終わる)。サーボモータが主体になるのは時代の流れだろうけれど、(すべての動きをハードウェアだけで行おうとする)リンク機構主体の方が、<工作>の感覚をより刺激してくれるのに。
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評価
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★★★★★(独創性)
★★★★☆(美しさ)
★★★★★(拡張性)
★★★★☆(接続性)
★★★★☆(使用感)
★★★★★(楽しさ)
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参照
- 公式サイト(→ http://mindstorms.lego.com/)
レゴ・トレイン
2009.02.02
レゴの列車セット。
電流を列車に伝えるための鉄製のレールと、ポイントを操作するコントローラを備え、本格的なレイアウトを作ることができる。
もちろんレゴだから、列車そのものも作ることができる。
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参照
- 公式サイト(→ http://city.lego.com/en-us/Produ ...)
レゴ・ミニフィグ
2008.07.20