創造する玩具

レゴとのつきあい方(その可能性、基本パーツ、メカニズムの基礎)

レゴの可能性

2009.01.24 - 2009.02.21

レゴ・ブロックの可能性を示す、多彩な作品群:

全般(レゴ作品の投稿サイト):
作品の投稿(→ http://www.brickshelf.com/
オブジェとモザイク(彫像/積分モデル/平面モザイク):
作品集:Nathan Sawaya(※1)(→ http://brickartist.com/
公式サイト:Eric C. Harshbarger(→ http://www.ericharshbarger.org/
紹介記事:Eric C. Harshbarger(→ http://wiredvision.jp/archives/2 ...
作品集:Andrew Lipson(※2)(→ http://www.andrewlipson.com/lego ...
作品集:Henry Lim(→ http://www.henrylim.org/LEGOScul ...
作品集:秋長さちこ氏(※3)(→ http://www.lets-brick.com/
作品集:けん・たっきい氏(→ http://www.ken-tucky.com/LEGO/to ...
作品集:ミトゥィー氏(→ http://www.geocities.jp/jun_bric ...
作品集:伊藤氏(※4)(→ http://home.att.ne.jp/apple/hach ...
じっさいに弾けるハープシコード(→ http://www.henrylim.org/Harpsich ...
ちいさいおうち立体化計画(※5)(→ http://www.ken-tucky.com/LEGO/WO ...
戦艦大和(1/40)(→ http://www.geocities.jp/jun_bric ...
※1
レゴによるオブジェとモザイク、造形がすばらしい
※2
エッシャーの作品を模したものも
※3
かわいい系の秀逸な作品群
※4
詩情あふれる情景作品
※5
絵本「ちいさいおうち」の世界をレゴで再現
メカニズムとメカトロニクス(ギアとリンク/センサとコンピュータ):
作品集:JP Brown(→ http://www.jpbrown.i8.com/
作品集:ナガタ・ジョー氏/joe nagata(→ http://homepage3.nifty.com/minds ...
作品集:五十川芳仁氏(→ http://www.isogawastudio.co.jp/l ...
事例集:ちゃーりー田中氏(※1)(→ http://park18.wakwak.com/~cha/ma ...
レゴによる階差機関(→ http://acarol.woz.org/
ルービックキューブを解くマシン(→ http://jpbrown.i8.com/cubesolver ...
レゴ・チューリング・マシンの解説(→ http://mapageweb.umontreal.ca/co ...
レゴの色を音に変換(→ http://www.youtube.com/v/hYwdyu4 ...
※1
音楽ソフト「max/msp 」とレゴを組み合わせて演奏
フィギュア(ミニフィグ系):
レゴによる聖書物語(→ http://www.thebricktestament.com ...
スターウォーズをレゴで再現(→ http://www5b.biglobe.ne.jp/~mbsf ...

レゴと基本パーツ

2009.01.24

レゴを買い求めに玩具店に行くと、あまりに多くのパッケージがあるのにとまどう。しかもブロック玩具なのに、モデルキットのような特殊なパーツが盛りだくさん……その節操のなさにもあきれる……

レゴ社のブロック製品はパーツもパッケージも極端に種類が豊富で、世代交代も早い。だから昔のパーツ/パッケージが入手できないことはよくあるし、いま売っているものもいつまで提供されるか分からない。また映画作品などと連携して開発されたパッケージには、たいてい(その機体や建物を再現するために)専用のパーツ群が付いてくる。

ただ、レゴ社の理念とブロック製品の基本設計は、創業以来かわらない。昔のパーツと今のパーツがくっつかないということはないし、すくなくとも(4×8ポッチの直方体を核とする)基本のパーツ群については、ずっと生産が続けられてきた。

レゴを(プラモデルのような)キットではなく、(自由に組み立てるための)ブロック玩具として純粋に遊びたいなら、小売店にあるパッケージを買うのはいい選択ではない。<長く使える>パーツだけを求めようとすると、けっきょくはパーツ単位で買うほうが安くなるからだ。

その要望に応えてくれるのが、レゴのパーツ売りショップ。日本では数は少ないが、それでも継続して営業している:

デジラ(レゴ・ブロック全般)(→ http://dgla.jp/
シトラス(マインドストーム系に特化)(→ http://www.yamakitsu.co.jp/citru ...

そもそもレゴにどんなパーツがあるか知りたいなら、次のサイトが教えてくれる:

レゴ・パーツの網羅的データベース(→ http://guide.lugnet.com/partsref ...
パッケージとそれに含まれるパーツ(→ http://www.peeron.com/

レゴでモザイクを作るなら、次のカラー表が参考になる:

レゴの色一覧(→ http://www.peeron.com/cgi-bin/in ...
海外ではレゴ社自身が通販サイトを運営しそこでパーツも販売しているが、残念ながら日本からは(通常のやり方では)利用できない:
レゴ社の通販サイト(→ http://shop.lego.com/

レゴとメカニズム

2008.08.17

レゴの醍醐味のひとつに、ただブロックを組み立てるだけでなく、それを<動かせる>という点がある。

レゴ・ブロックに、ヒンジ(蝶番)系やボール・ジョイント(球)系のパーツを加えれば、手足が動く動物や人形を作ることができる。「テクニック」系の部品を組み合わせれば、ギアやリンクを使った<機械>を製作できる。さらに「マインドストーム」系のパーツを使えば、作った可動ブロックをコンピュータで制御できる……幼児の玩具とメカトロニクスが、シームレスにつながる。

ただ、作るものが機械のように複雑になってくると、<メカニズム(機構)>について理解があるほうが、作業は早い(ギアをどう挟めば望みの速さを得られるか、リンクをどう組めば望みの動きを得られるか……そういった知識の蓄積は、機構学にある)。

そこで、この本(いずれも五十川芳仁氏による著作):

ブロックで作るキカイの本(回る・伝える・きほんのしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...
ブロックで作るキカイの本(歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...
ブロックで作るキカイの本(走る・曲がる・車のしくみ)(→ http://www.amazon.co.jp/gp/produ ...

レゴ・ブロックを使った<動く>サンプルが満載。しかもひとつひとつの作例は、単一のメカニズム(機構)を切り出したもので、ひたすらミニマム。これら最小のモジュールを組み合わせることで、より複雑なしかけを作れるよう配慮されている(※1)。

※1
これには前身といえる別の本があり、こちらも完成度が高かった(下記)。ただ絶版となり、図書館で借りるか中古を高値で買うしかない、という状況が続いていた(とはいえ図書館でも子どもを含め人気の本だったから、みながいつでも借りれたわけではない)。復刊の希望は多数寄せられたが、版元との交渉は難航……著者はその状況を打開しようと、(前著に著作権上抵触しない)新しい本を自腹で作り、電子化(PDF化)し、それをネット上でシェアウェアとして公開した(!)。それが上の本につながっていく。
復刊ドットコム:「レゴのしくみで遊ぶ本」(→ http://www.fukkan.com/fk/VoteDet ...

レゴ・モザイク/lego mosaic

2008.08.15
  copyright: lego
reference: http://www.lego.com/
  

ブロックを使うモザイク玩具。

レゴ・ブロックの最小直方体パーツ(1ポッチ長)の詰め合わせ……もちろんレゴだから、描いたモザイクに他のさまざまなレゴ・ブロックをくっつけることができる(ただあまりやりすぎると、平面構成なのか立体造形なのか分からなくなってくるけれど)。

評価
★★★☆☆(独創性)
★★★★☆(美しさ)……きれいな中間色が豊富
★★★★★(拡張性)……他のレゴ・ブロックをくっつけることも
★★★☆☆(接続性)
★★☆☆☆(使用感)……ブロックを外しにくい
★★★★☆(楽しさ)
制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://www.lego.com/Mosaic/

レゴ/lego

2008.12.27 - 2009.01.26
  copyright: lego
reference: http://www.lego.com/
  

小さな直方体を基準としたブロック玩具(※1)。

基本パーツのサイズは:

5/16 in = 7.93 mm …… スタッド1コ分のブロックの横幅
6/16 in = 9.52 mm …… ブロック1コの高さ(スタッドふくまず)
2/16 in = 3.17 mm …… プレート1コの高さ(スタッドふくまず)
1/16 in = 1.58 mm …… スタッド1コの高さ
3/16 in = 4.76 mm …… プレート1コ+スタッド1コの高さ

レゴ・ブロックの最大の特徴は拡張性。幼児向けの大きめのブロック遊びから、コンピュータ制御まで、はば広く対応している。これほど多様な広がりをもつ構成玩具は、いまのところレゴ社のこの製品しかない。

※1
この系統のブロックは、基本パーツを立方体にした方が、3次元のどの方向からも組みやすくなり問題はすくない。それをあえて直方体にしたのは、見た目や/掴んだときのなじみやすさ、といった点を重視したからかもしれない(コア・パーツである2×4スタッドのブロックは、短辺:高さの比率が5:3となっているが、これは黄金比に近い)。
評価
★★★★☆(独創性)
★★★★☆(美しさ)……パーツ加工の精緻さ
★★★★★(拡張性)……幼児向けブロックからメカトロニクスまで多彩な選択肢
★★★★★(接続性)……多くの互換ブロックが(他メーカーから)提供されている
★★★★☆(使用感)……作ったモノはそれなりに頑丈なわりに、付け外しが楽
★★★★★(楽しさ)
制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://www.lego.com/

レゴブロック穴パンチ(紙とあそぶレゴブロック)

2009.11.30
  

紙をレゴ・ブロックに挟めるようにする、穴パンチ。

紙の望みの位置に、標準ブロックの1ポッチ分の穴を正確に空けることができる。

制作
良品計画
参照
公式サイト(→ http://www.muji.net/store/pc/use ...

レゴ・デュプロ/lego duplo

2008.08.18
  copyright: lego
reference: http://www.lego.com/
  

すこし大きめのレゴ・ブロック。幼児向け製品。

とはいえ、そこはさすがにレゴ。「デュプロ」は標準レゴ・ブロックの正確なスケールアップ版となっている(デュプロの1ブロックは、標準ブロックを横4×縦2に積んだ形と同じ)。つまり、レゴの他のさまざまなシリーズとつなげて遊ぶことができる。

制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://preschool.lego.com/

レゴ・テクニック/lego technic

2008.08.18 - 2011.11.08
   copyright: lego
reference: http://www.lego.com/
  

レゴ・ブロックの一系統で、ギアやリンクなどから成る<機械>を作ることのできるシリーズ。

ただしこのシリーズ、大きく2系統に分かれている:

旧テクニック系……最初のシリーズ。レゴの通常パーツ(縦横の短辺:高さの比が5:3)の側面に、一列に穴を空けたバー(=ビーム)が基本となる。それまでのレゴ・ブロックの流儀を踏襲しているため、<積む>という組み方を排除しきれず/縦横と高さの比が<単純な整数比ではない>という欠点もなくすことはできなかった。機構をつくるには組みにくく/それなりに注意して作らないと完成品も脆くなる。
新テクニック系……現行のシリーズ。レゴの新規パーツである、縦横:高さの比が1:1のバー(=リフト・アーム)が基本となる。またこのバーからはスタッドがなくなっているため、ユーザはなかば強制的に、コネクタを使った組み方にシフトさせられてしまう。素直に組めば、完成品は丈夫で/シンプルになる。

新テクニック系は、レゴの歴史のなかでも画期的なシリーズだと思う。(フィッシャーテクニックなどもそうだが)機構をつくるブロックの場合、立方体を基準にしたパーツ構成のほうが組みやすい。レゴ・ブロックの5:3のポリシーは旧テクニック・シリーズでも変わることがなかったが、新シリーズでついに<縦横:高さの比1:1>(=立方体)のブロックが出現した、ということになる。

評価
★★★★★(独創性)
★★★★☆(美しさ)
★★★★★(拡張性)
★★★★☆(接続性)
★★★★☆(使用感)
★★★★★(楽しさ)
制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://technic.lego.com/

レゴ・マインドストーム/lego mindstorms

2008.08.18
   copyright: lego
reference: http://www.lego.com/
  

MITメディアラボ、ミッチェル・レズニック氏の研究室から生まれたロボット玩具。

レゴ・ブロックの一系統で、可動ブロックを自動で動かすことを目的とする。「テクニック」シリーズに、次の部品が加えられたもの:

中央ユニット……CPUと電源系統を埋め込んだブロック。
センサ……外部の状況を探知するユニット。光度、接触、傾き、などを検知できる。
モータ……回転運動を提供する(この運動をリンク機構などを使って、さまざまな動きに変換する)。
ライト、サウンド発信器
赤外線コントローラ……遠隔からモータの動作を制御できる。
ソフトウェア……パソコンで動かす。センサ類からの情報を得て、モータ群を制御するプログラムを書くことができる。

ただしこのシリーズ、大きく2系統に分かれている:

旧マインドストーム系……シリーズ最初の系統。モータやセンサは比較的単純な形をしていて、できあがるものは無骨。いまは教育用として売られている。
新マインドストーム系……現シリーズ。モータやセンサの形状が曲線に近くなり、できあがるものの見栄えはよくなった。とくにモータがサーボモータに変わったため、ロボットのようなものは、リンク機構を使わなくとも作れるようになっている。いま一般に流通しているのがこちら。

個人的には、旧マインドストーム系がなくなるのはとても残念(2009年末に旧版の中央ユニット=RCXのサポートが終わる)。サーボモータが主体になるのは時代の流れだろうけれど、(すべての動きをハードウェアだけで行おうとする)リンク機構主体の方が、<工作>の感覚をより刺激してくれるのに。

評価
★★★★★(独創性)
★★★★☆(美しさ)
★★★★★(拡張性)
★★★★☆(接続性)
★★★★☆(使用感)
★★★★★(楽しさ)
制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://mindstorms.lego.com/

レゴ・トレイン

2009.02.02
  

レゴの列車セット。

電流を列車に伝えるための鉄製のレールと、ポイントを操作するコントローラを備え、本格的なレイアウトを作ることができる。

もちろんレゴだから、列車そのものも作ることができる。

制作
レゴ/lego
参照
公式サイト(→ http://city.lego.com/en-us/Produ ...

レゴ・ミニフィグ

2008.07.20
  

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